健康診断の季節ですよ

健康診断

今年もこの季節がやって来た。

去年もこの時期に受けた。
去年は事務の手違いでとても簡単な内容だったのを思い出す。


・検尿
・身長
・体重
・問診
・視力
・聴力
・胸部レントゲン

以上、終わり。

え?採血は? 心電図は?

思わず受付の人に言ったら
いえ、これで以上です。
と言われた。
どうやら最低限の内容で申し込まれていたようで、採血すると有料になると言われた。


これじゃ、身体 測定でしょ?!

コレステロール値もわからないのって診断の意味ある?


思わず心の中でツッコミを入れた去年。


そして今年。
診断内容を確認。
ちゃんと採血がある。
腹部の測定も、心電図もある。

しかし、ひとつ新たに加わった検査が今年あった。

(…年がバレる)

バリウム検査。

胃カメラは何度か経験あるがバリウムは初めて。

やったことが無いくせに
バリウムのメリットをさほど感じられない私は胃カメラの方がいい様に思うほど。

とはいえ、食わず嫌いも良く無い。
一度くらいは経験しておくか
と、キャンセルせず挑んだ。

先に結論から申し上げると



来年からは胃カメラにする。



…なんなのでしょう?
バリウム検査。

飲み込んだ瞬間からゲップをするなと言われる発泡剤。
いや、誘発するものを飲ませておいてゲップをするなって。


ゲップしたら1からやり直し


まぁ、胃カメラでも空気を送り込まれてゲップをするなと言われるし、胃が膨らんだ状態で無いと見れないという理由は理解してますがね。
でも、この検査はさらに液体(白いアイツ)を飲むんですよ。

ゲップを堪えながら。

美味しくも無い。
片栗粉と小麦粉を水で溶いてこれ以上水を入れなかったら粘着し出すよね?の手前。

…わかりづらいな。

紙粘土か石膏を水で綺麗に溶いたみたいな。。

…例えるの止そう。

口の周りは真っ白になるわ。
胃の中で重たいわ…
最終的にはバリウムを、口に含み
さらに空気を追加し一緒に飲み込みましょう。と言われる。

こ れ い じ ょ う 空 気 を ふ や す な。

苦しいわ。


極めつけはこのマシン。
こいつに横になって

やれ右向けだ
左斜め上だ
2回転しろだ
腰を浮かせだ
うつ伏せになれだ

乗っかった機械は縦横無尽に動く為
小刻みに位置を微調整する度に身体は揺らされ、
立った状態から
頭を逆さまにされるわ…
機械でお腹は押されるわ…


な ん の ア ト ラ ク シ ョ ン で す か ?


そしてこのアトラクションは検診後もミッションがついている。


下剤を飲み、
水分を馬鹿ほど取り、
2日以内には白いお友達を体内から解放しましょう。

解放されなかったら

便秘

と言うオプションが追加され、

ミッションに失敗し、事態が悪化しどうにもならなくなると
最悪、腸の病気を併発し病院送りとなる。


そうでなくとも、
バリウムにアレルギーでちゃったり
下剤が効き過ぎて日常生活に、支障を来たしてしまう人もいるだろう。


なんともまぁ。
私にとっては
検診前より調子が悪くなるという検査であった。


非常に効率がいいのか悪いのかわからない検査である。

最終的には
バリウムで異常が見られたら結局胃カメラを飲むのだ。

初期の初期ではバリウムでは気づけないというし…。

とはいえ、胃カメラも先生によっては非常に辛い時もある。
それに検診では胃カメラでは時間がかかる上、回転が悪くなる上に技師も少ないのであろう。
バリウムになのはそういう意味でも効率がよいのは理解する。


だが、個人的には検査の間だけ辛い胃カメラの方が良いように思える。

よって、来年からは胃カメラにしようと決断する気持ちにさせてくれた素晴らしい検査だったということで締めくくっておこう。


最後に…心配していたミッションは無事にクリアしたことを添えておく。

これから受ける諸君。
検討を祈る。

2014年9月某日。