PRAY FOR JAPAN

2011・3・11

4年前の昨日。

忘れるものか。

あの日起きたこと。

今も続いていること。

忘れるなんてできない。


本当は昨日、更新したかったけれど。


被災地となった東北では、4年経った今も
幽霊の目撃談が後を絶たないそうだ。


あの日、あの場所で起こった事は、私は映像でしかわからない。
堪え難い出来事の連続だったであろうことも。

今日、ある方の手記を拝見して胸が張り裂けそうだった。

自分の命、家族の命
どちらかを選ばないといけない。
共に死ぬか、自分だけ生き残るか。

その方は、自分が生きることを選んだとあった。

そんな選択を迫られた人があの場所にはたくさんいたという事。

一瞬の選択が生死を分けたこと。



当事者でない私がここで想いを語ってなんになる?
そんなこともよぎるけれど…。

放置気味になっている、旅ブログの岩手編は
本当はこの日に向けて綴る予定をしていた。

震災のあった年、仙台に行ったことがある。
あの時、まだ瓦礫もそのままだった場所に降り立った時の
衝撃は今も忘れられない。
足が震えて止まらなかったことを思い出す。

あの場所のあの空気と風景はやっぱり行かないとわからない。

岩手編のブログはそれから3年後の東北を訪れた旅だった。

車で行った。

海岸線を走っていてこんな看板があるなんて
ここに来なければ知らないでいたと思う。




道もまだ整っていないところもあった。

まだ終わってなどいない。
終わりなんてのもない。

阪神淡路大震災だってそうだ。

あの日、地震で助かった人も復旧した電気の
漏電によって起きた火災で亡くなられた方が大勢いたのだ。



その時何ができるか。



自分の命を守れるか。



周りの助けになれるか。



今一度、考え、胸に刻み
生きられること、日々を大切にしていきたい。



自分に出来ることはなんだろうか?