仕掛けられる人①



当Alive&Well pj メンバーには10月生まれが2人いる。
内1人は私である。

誰が始めたか知らないが
ワクワクが好きな我々は誰か誕生日の人がいると
何かしら仕掛けたくなるのが我がチーム。

過去には

風船責めにあったり




ケーキまみれになったり



拉致!?したり



水上発射に連行したり
(これはまた今度報告しよう)




まあ志向を凝らすのである。

…というメンバーの一人である私は、仕掛けて相手をビックリ
させたり喜ぶ顔を見るのが大好きなのだが
いかんせんされる側は得意ではない。

素直に感情を爆発させられないのである。
妙にクールというか平静を装ってしまう。

『わぁっ☆ ビックリした〜!嬉し〜!ありがとう!!』

という反応でもあれば仕掛けた側はかなりのやり甲斐と
達成感を得られるだろうし
それが女の子であってほしいとも思うし
なにより仕掛けてくれた人が一番みたい反応だろう。

しかし、私は達成感よりも、仕掛ける側にいるときは
仕掛けている最中の相手の反応が楽しみなので
(自己満足以外の何物でもないな…)
いざ受ける側になると
『ほほう…そうきたか』
『ふむ。次はこうくるのか?』
と仕掛け目線で腕組みなどしてしまうため
仕掛けてくれる人には大変扱いにくいのではないかと推察する。

また反応もワザとらしくなってやしないかと
怖々だったり。

申し訳ない。

天邪鬼というか…素直ではないのだ。


そんな私に仕掛けられた今年のサプライズ
事前情報らしい情報は知らされないという
ある意味ノーヒントであった。

指定された日を開けておく以外は何も知らされない。

途中思わせぶりに飛行機に乗るかもだの
月曜日のアポイント状況だの
小出しにはありはしたものの
決定打となるヒントはなし。

事前に準備しないといけないものを教えてくれよと
再三伝えたが、結局教えてもらえたのは三日前。

しかも教えられたのは

・集合時間(とある日曜の午後)
・スマートカジュアルな服装
・勝負服(ジャージともいう)
・水着
アイマス
・エクストリーム出社可能な準備
・迎えには行くが公共交通機関を利用する

以上である。

この情報から私は以下のように判断した。

1)指定された日時からして泊まり道具は要らないだろう。
(エクストリーム出社の時は大抵車中泊となる為
お風呂の準備も寝巻きもいらないという判断)
2)公共交通機関を使うとすると遠方の可能性は低い
3)運動するようなことを匂わせておきながら靴の指定がない
室内の可能性もしくはレンタル可能ななにか?か。
4)また公共交通機関を利用するのであれば荷物は
軽いほうが良いのでは?
5)エクストリーム出社前提で荷物を軽くするなら
外すと調達が難しそうなスマートカジュアルに
照準を絞りかつ、仕事着で行っても差し支えない格好
で行くべきだろう。

結果、ワンピースにパンプスと言う無難な格好と
通常カバンの他にTシャツ・短パンだけ持つという
通常の私を知るものであれば考えられないほどの身軽な
状態で当日を迎えたのだ。

あらかじめいうが、これだけの推理をしておきながら
行き先は全く閃かなかった。
ただスマートカジュアルという点だけを切り取るのであれば
ディナーはフルコース的なにか?かLIVE的ななにかか?
くらいである。


さて当日。
例の車が迎えに来た。
まずはBOSSの服装をチェックする

ふむ。
スマートカジュアルという割にはジーンズか
そんなに気負わなくともよさそうか?

車は一路名古屋の中心地へ。

名駅かどこかに車を止めて移動でもするのか?

栄を通り過ぎ錦通…
名駅まであと少しなのに車はとある名古屋の有名ホテルへ

ボーイが近寄る

ふむ。。
ここで待ち合わせか?ここのイベント参加か?

『駐車場のご利用でございますね?』

そうそう。でも地下はこの車むりよね?

『本日、ご宿泊でございますか?』

そうそう。しゅく……はい?!
今宿泊っつた?ベルボーイの人!

『はい』

あ?!
はい。……はいっつた?BOSS?

名古屋住みの私はもちろんね名古屋ホテルに泊まるなんてこと
そうそうないわけですよ。
もちろん、ギリ愛知県住みのBOSSだって。。

お、おぉ。。そうか、泊まるのか
じゃ、ジャージだの水着だのはなんだ?
このホテルにプールでも?
確かジムはあったが…。

と、巡らせながらロビーに入るともう一人のメンバーが。

『では参りましょうか』

とやっぱりホテルの一室に案内され
ネタ証をされたのでした。

『いつも昼間の仕事がバカみたいにおかしい状態の私に
安らぎを』

ということでした。



思えば確かにバタバタ忙しく
思うようにBOSS に託されている仕事は一向に進まず
迷惑をかけどおしである。

そんな状態なのにこんなにいいホテルに…

なんだか申し訳ない…。

ありがたい。


仲間に感謝ですな。


そしてこの後どうしたかはまた別日に。


…しっかし、前置きが長すぎんだな。
素直にこういうことがあって楽しかったのー☆
って簡潔に書けないもんだろうか。
アイドルにはなれないなって三十路がアイドルも何もないけど。
お付き合いくださり感謝!